モデルを見つける

自分の人生の中で本当にたくさんの人との出会いがあると思います。

その出会いの中で自分の理想のイメージが広がることも多くあるでしょう。

 

自分の身の回りに目を向けてみてください

 

この人のこういったところは凄い

こういう部分を自分は取り入れていきたい

 

大切なことは意識を向けることで見えてくるものが多くあるということです

 

 

その人になりきる必要はありません。

 

意識をして他者のよいなと思える部分を日常に取り入れていきましょう。

きっとまた違った発見が毎日の中であるでしょう。

 

実践レポート

 

今回のクライアントは明確にやりたいことがあるというよりも漠然とこういった生活をしてきたいという思いのあるクライアントになります。

 

学年：中学３年生

性別：女性

実施場所：学習塾

実施タイミング：自習中
T「将来どんなことしてみたいのかな」

C「将来は、公務員がいいかな」

T「どうして公務員になりたいの。」

C「安定しているから」

T「なぜ安定してるといいと思うのかな」

C「自分がこれまでお金で苦労してきたからしっかりと安定した職業に就きたい」

T「なるほど、そうだったんだね。苦労しないくらいっていうのは具体的にはどういうことかな」

C「今お兄ちゃんが私立に行ってるから私は私立が厳しくて、そういったことを気にしないでいいようにできたらうれしいな」

T「いいね。他にはどうかな」

C「お母さんを海外旅行に連れて行ってあげたい」

T「すごくいいね。お兄ちゃんやお父さんは連れて行かないの。」

C「ふたりともそんなに海外興味なさそうだし。お母さんと女の人だけで行って買い物をしたい」

T「確かに2人で行ったら気を使わずにいろいろ満喫できそうだね」

C「あとは、老後に船で旅行に行きたい」

T「長期のクルージングいいのね。いろんな国に停泊して面白そう」

C「今、うちのおばあちゃんが行ってるんだ。この間おばあちゃんの話を聞いててすごく楽しそうでいいなと思って」

T「めっちゃいいやん。すごいおばあちゃんだね。」

C「そうなんだ。やってみたいことはそれくらいかな」

T「すごくイメージ湧いたよ。いいね。もしそれが実現したら百点満点で何点くらいつくかな」

C「それが実現したら90点くらい」

T「かなり高めだね。あとはどんなことを実現させたいかな」

C「公務員の人と結婚したい。そのために私は国家公務員をめざすんだ」

T「なるほど、そうなったら経済的にだいぶ安定するね」

C「そうなったら満点かな」

T「そっか、そっか。すごくいいゆめだね。外国船実現したら是非話を聞かせに来てね」

C「実現したらね」（笑いながら）

 

セッションを通して

 

今回のセッションを通してこれまでの経験や人との触れ合いからクライアントのゆめが広がったということを感じました。

きっとこのクライアントもこれからの人生の中でたくさんの出会いがあってその度に成長をしていくことでしょう。

そしていつの日かたくさんの出会いや成長してその姿を見せにきてくれることを今から楽しみにしています。