T0012「車掌になって大好きな電車を運転したい。電車のダイヤが乱れた時にみんなが困らないようにフォローできる人になりたい」

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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ゆめががんばるきっかけとなる

 

これは当たり前のように思えますがとても重要なことです。

ゆめをもつことで何かを頑張り出す。

もちろんそうなのですがいつの間にか楽な方向へ流れてしまう経験をもつ人も多いでしょう。

 

大切なことは

ゆめについてより具体的な行動をイメージする。

ゆめについて考える時間を日々の中でもつ。

ということです。

 

ゆめについて考える際に何をしていくかわからない

頭ではわかっているのだがなかなか行動に移せない

そういった人も多いでしょう。

 

そういった人はゆめをもっともっと具体化していくことから始めましょう。

 

例えば中学生がゆめの実現させるイメージとしては次のようなものがあるでしょう。

ゴールに向けてより具体的にどのような進路をとっていく必要があるのか

どのような就職先があるのか

どのような学校があるのか

どれくらい学校で点数を取らないといけないのか

では今何をしていく必要があるのか

 

どんどん掘り下げていくことで自分が何をするべきかわかるでしょう。

これを自分でしっかりと調べることが重要です。

 

自分で調べるということはひとつのゆめに向けての行動なのです。

 

人に聞くというのもひとつの行動です。

 

 

そういった行動を積み重ねていくことで日々やっていることの大切さに気づくでしょう。

何か特別なことばかりをしていればゆめがかなうわけではないということに気がつくはずです。

 

今やっていることを丁寧にしていきましょう。やりたいと思うことをどんどんやりましょう。

それがゆめに向かう第一歩です。

 

実践レポート

 

今回は小学生の頃から電車が大好きで電車を運転していきたいという思いをもったクライアントとのセッションの紹介です。

 

t:tsuda

c:cliant

クライアント情報

学年:中学2年生

性別:男子

実施場所:学習塾

実施タイミング:授業後進路の話をしている際

性格:勉強は苦手。テストの点数がかなり悪く落ち込んでいた。性格は明るく友達も多い。小学校の頃から通っており将来の夢の話も何度かしている。

 

ゆめを点数化していく

 

t「将来どういうことをしていきたいかな?」

c「電車で京阪かJRのどちらかに就職したい」

t「前から言っていたもんね。就職といっても車掌と職員でいったらどちらがいいのかな?」

c「電車を運転できたらいいな」

t「そっか。じゃあ電車を運転できたら百点満点で何点くらいつくかな?」

c「70点くらい」

 

※点数からそのクライアントの大事にしていることを探っていく

 

t「なるほど。じゃあ運転手になってどんなことをしていきたいのかな?」

c「上になっていろいろみんなに指示を出せるようになりたい」

t「なぜそういうふうになりたいのかな?」

c「京阪のダイヤが乱れた時にみんなが困らないようにしたい」

t「そうか。それはすごいね。運転司令室にゆくゆくは行きたいんだねそうなったら何点くらいつくかな?」

c「そうなったら100点になるかな」

 

ゆめの実現にむけての道筋を示す、調べ方を提示する

 

t「いいね。だいぶ明確だね。そしたらどういう進路になっていくか調べていかないといけないね」

c「確か鉄道関連の専門学校が大阪にあったと思う」

t「関西にはいくつかあるよね。ちょっと一緒に調べてみようか」

c「はい」

t「(ネットを使って)車掌になるにはこういうなり方があるみたいだね」

 

※ネットのキャリアサイトの提示や学校の進路の探し方を伝えていく。これをすると自分でどんどん調べていくようになる。

 

c「それだったら高校はしっかりがんばらなきゃまずいですね」

t「そうだね。駅員さんなら道案内もすることあるだろうから字もきれいに書けるようになっておかないといけないよ」

c「本当ですね。頑張ります」

 

※具体的な進路が見えてくるとそれに向けての意欲が湧き出す

 

セッションを通して

 

今回のセッションの中でこのクライアントとは何度目かのセッションでしたがよりゆめが具体的になっていることに気づきました。

 

また、同時にこのクライアントは毎日のことに追われていてゆめに向けてのアクションがとれていませんでした。

 

そういったときこそゆめのちからを再度行うことに価値があるのだと私は確信してます。

今回のクライアントもこのセッションが終わったあと翌日には自習に来て一生懸命勉強をしていました。

おそらくまだまだゆめを輝かせる時間や回数が必要ですが彼の中でゆめを考えることで行動が変わりだしたのです。

 

すぐに何もかもが一瞬で変わるということはありません。

しかし、確実にゆめについて考えることで一つのアクションが変わっていくことでゆめがより身近に感じることができるのです。

このアクションの積み重ねで自分の人生が変わっていくのです。

 

このクライアントが将来車掌になり電車の中からたくましい背中を見る日がきっと来るでしょう。

 

その姿はきっと私のゆめをより一層輝かせてくれるはずです。

 

 

About "限りある人生を丁寧に生きる" 津田

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