T0009「自分の専門分野を作ってサッカーをしながら仕事をしていきたい。休日はヨーロッパやハワイなど景色がきれいなところに旅行たくさん行きいろいろな価値観に触れていきたい」

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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将来の仕事にイメージがわかなくてよい

 

「自分は将来何をしていいかわからない。仕事でどのようなことをするのかイメージがわかない。」

そう言った人は多いように思いますが、そんなことイメージがわかなくて当然です。

特に小学生や中学生に多いですがまだやったことのないことがわからないのは当たり前のことなのです。

しかし、どんな仕事があるかわからないからゆめがないということではありません。

 

 

では、どのようにゆめをもち、いきいきと輝きながら努力していくのでしょうか。

 

 

答えはシンプルです。

 

自分の好きなことを想像すること

 

 

これに尽きます。

 

自分がどういったことに興味をもっているのか。

自分がどのような価値観をもっているのか。

自分がどのような人間なのか。

こういったものは漠然と生活をしているだけではなかなか自分で知れるものではありませんん。

 

「世の中やりたくないことだらけでしんどい」

といっている人は何のためにそれをするのかということが漠然としているのでしょう。

 

自分がどのようなことを実現させていきたいから今目の前のことにどれくらい力を咲いていくべきなのか。

自分が今優先させていきたいものはなんなのか。

このようなことを考え始め、それを実行していくことが自分の100点満点のゆめに近づく第一歩になります。

 

ゆめに向けてのスタートを切ってしまえば「本当にこのままでいいのか」「なんとなくもやもやしている」という状態はすぐに消えていくでしょう。

100%ワクワクするゆめに向かっている人は「ゆめの実現に向けて行動すること」が楽しいことなのです。

 

 

人間楽しいことしか続きません。楽しければ続きますししんどいことは続きません。

行動がその人にとって楽しいことになるかどうかは

ゆめが本当に自分のもので常に100%ワクワクしている状態にいれるかどうか

ただそれだけなのです。

 

実践レポート

 

今回は初対面でゆめのちからを実践した例を紹介していきます。

私自身自分の好きなことや興味のあることからゆめのかたちをイメージしていくことを改めて意識させられました。

t:tsuda

c:cliant

クライアン情報

学年:中学2年生

性別:男子

実施場所:学習塾

実施タイミング:体験授業の導入

性格:好きな教科は理科と数学。努力することは嫌いではない様子。サッカー部に入っておりスポーツが好き。少しおとなしいタイプの印象。

ゆめを引き出す

 

t「将来なにかしたいことはあるのかな?」

c「将来したいことはまだあまり考えていません」

t「高校は考えているのかな?」

c「あまりよくわからないんです」

t「そっか。大学は行ってみたい?」

c「大学へは行きたいと思います」

t「理数系が得意だもんね。理系大学で考えているのかな?」

c「できればそうしたいです」

t「そっか。理系の特徴は…(理系の就職や大学院、収入面の話をする)」

c「そういう感じなんですね」

t「例えばまだ何をするかわからないけど大学に進んでそういった理系の仕事につけたら百点満点で何点くらいつくかな?」

c「ん~40点くらいです。まだよくわからなくて」

 

自分の好きなものからゆめのかたちを考えていく

 

t「それはそうだよね。サッカーは高校でも続けたいのかな?」

 

※部活や今やっていることから将来をイメージさせていく

 

c「はい。サッカーはしていたいです」

t「大学や社会人でもするのかな?」

c「大学までは続けたいです」

t「大人になってからは?」

c「プロでは無理かなと思っているので」

t「プロだけじゃなくても社会人でフットサルとか仲いい人たちでチームを作ってやっている人も多いんだよ」

c「そうなんですね。それならやってみたいです。(少し反応が大きくなってくる)」

t「いいね。それなら部活しっかりとがんばっていかなきゃね。他にしたいことはあるのかな?」

 

※興味のあることややってみたいことをふくらませていく

 

c「旅行に行きたいです(徐々に反応が大きくなってくる)」

t「いいね。どこに旅行に行きたいのかな?」

c「ヨーロッパです」

t「そうなんだね。なぜヨーロッパに行きたいのかな?」

c「雰囲気がいいところに行ってみたいんです(笑顔がでる)」

t「すごく楽しそうだね。じゃあ理系の仕事をしながら海外旅行にいけたら何点くらいになるかな?」

c「90点はつきます」

t「すごく上がったね。他にも行きたいところはあるのかな?」

c「ハワイなんかも行ってみたいです」

t「なるほど。色んな世界や雰囲気を見てみたいんだね。そこでサッカーの試合なんかも見てみたいかな?」

c「見たいです」

t「いいね。じゃあその状態になれたら何点くらいになるかな?」

c「その状態だったらもう100点です」

 

ゆめの実現に向けての道筋をスモールステップで示していく

 

t「いいねならなおさら志望校選びは大事だね。大学進学で考えていくなら○○高校に行くよりも○○高校に絶対したほうがいいと思うよ(その子の学力から少し頑張れば届く高校。部活や本人の性格、学校の雰囲気から提案)」

c「なるほど。でもぼくで行けますかね?」

t「大丈夫。今回の一学期の期末テストで数学と英語と理科を○○点とるようにしよう。この期末でそれだけ取れれば十分スタート切る準備はできるよ。ただ、この一ヶ月間はしっかりがんばろう」

 

※現状からできることを提案。高すぎるものにしても実感がわかないため今できることを提示していく。

 

c「はい」

 

セッションを通して

 

今回のクライアントは面談後テストまでは土曜日も毎回塾に来たいということでやる気を出してくれました。

今回のクライアントとのセッションの中で将来のイメージがわかないという言葉が印象に残りました。

なぜならそれは当たり前のことだからです。

人は経験したことのないことはわからないものです。

ではどのように自分の将来をイメージするかというと

これまで経験してきたことや自分の興味のあることまたは人とのコミュニケーションの中で得たもの

ここから少しずつイメージをもっていくことで自分お将来をより具体的にビジュアル化していくことしかできないのです。

 

これから彼がどのようにより具体的により輝くゆめをもって行動していってくれるかがとても楽しみです。

About "限りある人生を丁寧に生きる" 津田

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