T0039「英語を学び海外で働きたい。沖縄やハワイなどでゆっくりと自分のペースで生きていきたい」

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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明確なゆめでなくても自分を知る指針になる

 

ゆめなんてありません

そういった言葉をよく耳にします。

 

ただ、それは

 

ゆめ=明確な目標

 

になってしまっていることが原因です。

それが悪いわけではないのですが、ゆめは目的のようなものです。

 

○○になるというのは目標であって目的ではありません。

 

目的とはもっと大きなもの、

自分の価値観に沿って幸せにいきること

その価値観に沿って幸せに生きることで周りを輝かせていくこと

 

そういったイメージになります。

その目的(自分の軸)を実現するために○○を達成するという目的があるのです。

 

ここが混同してしまうと○○になることや○○を達成することが目的だと勘違いしてしまうという状態になってしまいます。

 

例えば

ドラゴンクエストで魔王を倒すことが目的になってしまうようなものです。

 

魔王を倒すことはあくまでも目標であって本来の目的は世界平和になります。

 

ゲームであれば単純に倒したら終わりですが実際の世界はそんなに単純ではありません。

目的を見失うことがなければ実際は魔王と和解するほうが世界平和につながるかもしれません。

倒す倒されるではなく、第三の案が生まれてくる可能性もあります。

 

話を戻しますが、あくまでもゆめは人生を幸せに生きるという目的です。

 

ここをはっきりとさせておくとまた違ったゆめのみかたができるのではないでしょうか。

 

全ての人が自分らしく幸せな人生を送ることができる

 

その前提のもと自分を知っていくことが大切であると私は考えています

実践レポート

 

T:津田

C:クライエント

 

学年:小学5年生

性別:女子

場所:学習塾

 

ゆめを引き出す

T「将来やりたいことは今あるかな?」

C「ん~今はあんまりない」

T「今はないんだね。今はまっていることはあるのかな?」

※特にないことを肯定も否定もせず受け止め、好きなことから探っていく

C「ん~(しばらく沈黙)英語は楽しいかな」

※沈黙についてもクライエントが考えている様子であればしっかりと待って自分との会話をする時間をとる

T「そうなんだ。英語のどんなところが楽しいの?」

※理由を聞くことでその人が大事にしている自己概念が現れてくる

C「自分のペースでできるし海外に興味があるから」

※人から決められないでできるということころに価値を感じている

T「海外に興味があるんだね。どこが好きとかあるの?」

C「韓国とかも興味あるしいろんな国を見れたらうれしいな」

T「いいね。もう少し詳しく聞かせて」

C「ん~あとハワイとかも行ってみたい。沖縄も好きだし。海や自然が好き(笑顔が増えてくる)」

※表情を見ながら笑顔が増えてきたりジェスチャーが大きくなったり声が大きくなってきたらそこがクライエントの大切にしている部分

T「いいね。暖かいところが好きなのかな?」

C「うん。なんかすごく好き」

T「なんとなくわかるよ。空気感というかすごくゆるくてウエルカムな感じがするよね」

C「そうそうそう。あんまり急いでないところが好き」

T「確かに、日本だとどうしても周りのペースに合わせる風潮を感じる人も多いかもしれないね。海外とかだとまたいろいろな特徴があるもんね。例えば自分が知っているフランスの人は食事に2時間くらいかけて楽しんでたよ。ワインを飲みながらずっとパーティーしてて。それはぜひ見習いたいなと思ったよ」

C「そうなんだ。いいな~」

ゆめをスケーリングする

T「ね、いろいんな文化や価値観に触れるのも楽しいかもしれないね。じゃあ本当に何でも叶うとして最高の理想の状態を100点だとしたら海外に沢山行っていろんな文化を知ることができたら何点くらいつく?」

C「ん~60点くらい」

T「いいねどうやったら上がっていく?」

C「海外で働いてみたら楽しいかも」

T「なるほど。行くだけではなく海外で働けたら何点くらいに上がるかな?」

C「それだったら80点くらい」

T「なるほど。海外で働きたいんだ。そういえばアナザースカイという番組でパリに住んでいるアナウンサーの話を見たことがあるけど面白そうだったよ。子どもを守るという点で日本と全く違ったやり方をしてた。他にあげようと思ったらどうかな?」

C「う~ん」

※本人から出てこないようであればこちらから幾つか提案をしてみる

T「じゃあ沖縄やハワイに行けたら?」

C「(表情があかるくなる)それだったらすごく楽しいと思う」

T「そうなったら何点くらいつくかな?」

C「それはもう100点になる(笑顔で)」

T「いいね。本当にそういった南国の雰囲気が好きなんだね。でも○○ちゃんらしいね」

C「うん」

T「自分もいろんな価値観のことを知りたいから、○○ちゃんが海外を飛び回るようになって日本に帰ってきたときはぜひ話を聞かせてね。楽しみにしているよ」

C「うん(笑ながら)」

 

セッションを通して

今回のセッションの中で自分の価値観がどこにあるのかが少し明確になってきました。今回では行っていませんが、そういった価値観を持つようになった経緯や経験が必ずあります。もちろん無条件に好きということもありますが、、、

経験を振り返ってみて、その時の事柄と感情から自分自身が持っている自分らしさが見えてくることも多くあります。

自分が何に喜びを感じるのかを知ることはこれから生きていく指針を持つという意味でも非常に重要なことです。

 

このクライエントが将来生き生きと自分の人生が楽しいということを語りに来てくれることが本当に楽しみです。

 

About "限りある人生を丁寧に生きる" 津田

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