T0006「経営をすることでいろいろな人の価値観にふれたい。また、自分の部下のやりたいことを実現できる経営者になり楽しく働いていきたい」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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ゆめを再び盛り上げる時間をつくる
「以前はゆめをもっていたけれどもすっかり日々の忙しさに追われてしまっていて忘れていた」
「ゆめについて真剣に考えていた時期があったけれどそんな時間が減ってしまった」
そういった経験をしたことがある人も多いと思います。特に社会人になってからはゆめよりも現実を見ていかないといけないという意識が出てくる人も多いようです。
そういった考え方は半分正解で半分間違いです。今の目の前のことをおろそかにしていては何の意味もありません。きほんを大切にできない人は自分の理想の実現など不可能だからです。
ではどのように実現していくかというと「今の目の前のことをどのように行っていくか」と「100%わくわくするゆめ」とをつないでいくことで実現していくのです。
やりたいことをやれる環境がない
やりたいことはあるけれど時間がない
自分にはやりたいことをやる能力がない
そういった言い訳を出すことは簡単なのですがそういったものを自分で作り出す努力をしているでしょうか?
今の自分のゆめにそういった努力をするだけの魅力があるでしょうか?
自分の周りにゆめに向かって輝いて環境も時間も必要な能力も自分の力で生み出している人はいるでしょうか?
ちょっとしたきっかけで歯車がかみ合い動き出すことはたくさんあります。
自分のゆめに魅力を感じてそれに向けての行動を取り続けない限りゆめの実現は難しいでしょう。
とはいってもゆめに魅力を感じて行動をとっていてもすぐにはうまくはいきません。
日々のうまくいかないことの中で自信を失うこともあるかもしれません。
ゆめについて考える暇すらないこともあるでしょう。
だからこそ大切なのはゆめを再度盛り上がらせる時間をとる必要があるのです。
そして一番効果的な方法はゆめについて人に話す機会を取ることです。
人に話すことでそのゆめは自分だけのゆめではなくなります。自分のゆめを大切な人に話してみてください。
間違いなくその人はあなたのゆめを応援してくれるでしょう。
そうなればあなたのゆめは一人のゆめではなくなります。応援してくれる人のゆめの一部になるのです。
人は不思議なもので自分ひとりのためには頑張る限界がありますが、大切な人のためにはどれだけでも努力をすることができます。
「自分の限界を超えて時間をかけて体を壊してしまうような続かない努力」ではなく「時間を作り出す努力」をするようになります。
だから自分のゆめを応援してくれる人に話してください。
そういった場を意図的に作っていくことであなたのゆめの実現はより一層近づいてくるでしょう。
あなたを応援してくれる人が少しずつ増えていくでしょう。
あなたのゆめはあなただけのものではなくなるでしょう。
協力してくれる人も増えていくでしょう。
そしていつしか周りの人もあなたのように自分もゆめを話したくなるのです。
実践レポート
今回のセッションでは将来経営をして楽しく働きたいというゆめをもって頑張っている高校生の事例を紹介します。
t:tsuda
s:student
クライアント情報
学年:高校3年生
性別:男性
実施場所:学習塾
実施タイミング:授業後帰宅する直前。勉強の仕方について話をしている際。
性格:中学生の時から通っている生徒。将来のゆめについて以前から経営をしたいということで非常に盛り上がった生徒。しばらくそのゆめの話をするタイミングがなかった。性格は真面目で頑張り屋。自分からたくさんの人とコミュニケーションをとるタイプではないが話し出すといろいろ話をする生徒。
以前のゆめと何か変化があったかを聞き出していく
t「最近はどうゆめについて考える時間はあるかな?」
s「最近はあんまり考えていないです」
t「どう今は何をしていきたいのかな?」
s「やっぱり経営をしたいという気持ちはあるけどどうも具体的に何ができるかわからなくて」
t「なるほど。じゃあ経営者になったら何点つくかな?」
※以前も行って知っていたがあえてまた点数化をしていく
c「経営者になれたら50点くらい」
t「そっか。じゃあ経営者になって何がしたいのかな?」
そのクライアントが何を大切にしているかを再度引き出していく
s「面白そうだしいろんなことを学ぶことができそうだから」
t「どんなことが面白そうだと思うのかな?」
s「わからないけど自分で考えて作り出したことが予想通りにいったら面白そう」
t「そっか。他にもある?」
s「いろいろ自分がもっていない考え方をもっている経営者とつながれたら面白そう」
t「それはすごくいいね。お互いにメリットあると思うよ。そうなれたら何点くらいつくかな?」
s「そうなったら70くらいつきそう」
t「なるほど。じゃあ周りの人にはどうなってほしいのかな?」
※より具体的なイメージを持てるようにそのときの状況を想像させる
s「まだお客さんなんかはイメージできないけど社員には楽しそうに働いて欲しい」
t「じゃあ社員が楽しそうに働くにはどういったことが必要かな?」
s「なんやろ?わからない」
t「例えばだけど・・・(四輝の例を挙げる)」
※イメージしやすいようにこちらからこんなのもあるということを提示していく
s「それ面白そう。そんなふうになれたら毎日楽しそう」
t「めっちゃ楽しいよ。朝めざましなる前に目が覚めてしまう」
s「うわ、それ理想だな」
t「どんな経営をしていきたいかイメージついてきた?」
s「なんとなく。社員がやりたいことをどんどんやれるような会社にしたい」
t「それは楽しそうだねそうなったら何点くらいつくかな?」
s「それはもう満点つく」
t「いいやん。だいぶ表情がよくなったね」
s「最近そういったことを考える暇がなくて」
ゆめの実現に向けて今できることを伝えていく
t「でもそうった自分のゆめを考える時間ってすごく大事だよ。努力なんてみんなやっているんだからどうやってゆめの実現につなげていくかを考えていかないとやってて面白くないしね」
s「確かになんかやる気が出てきた」
t「人に話すというのはすごく大事だよ。もう一度自分のゆめを考える機会になるし」
s「勉強していきたくなってきた。先生ありがとうございます」
t「よかった。また話していかないといけないね」
s「お願いします」
t「これから土曜日に高校生と講師の学びの時間を作っていく予定なんだけど来てみるかな?」
s「是非行きたいです」
セッションを通して
このクライアントは以前ゆめのちからを行いゆめを輝かせていたのですが最近勉強に疲れてしまっていました。
そんなときこそこのゆめについて考える時間が必要なのだと改めて実感しました。
どういったことを自分が実現させたくて今なにができるのか。
それがより明確になればゆめはより輝きだします。今なにをしていくかがはっきりとしていくでしょう。そうなれば生活もより一層丁寧になるでしょう。
そのためにも一度きりのゆめのちからにとどまらず継続的にゆめを輝かせていく機会をしっかりと作り出すことが重要なのです。
私はこういったゆめを輝かせる場を提供していき、ひとりでも多くの人にゆめに向かって日々過ごしていくことの楽しさを伝えていきたいと思っています。
ひとりでもそういった人が増えていくと毎日の過ごし方が変わってくると確信しています。
命は残された時間です。
その時間をどのように使っていくかは自分次第なのです。
一日一日を輝かせていくことが自分の人生を輝かせていくことだと私は思います。
このクライアントも継続的にゆめを輝かせていくことで次はゆめを部下に与えていけるそんな経営者になるでしょう。
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