T0015「社会人バスケを続けながらスポーツメーカーに勤め、中高生が好むようなバッシュを作ってみたい」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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好きなこと、興味のあることをゆめにつなげていく
「将来自分になにができるかよくわからない」
「将来のことがイメージできない」
将来のことを聞いたときにこういったことを答える中高生は非常に多いです。
それは正直な気持ちだと思います。
将来のことは経験したことがないので明確なイメージなどわかないでしょう。
では、どのように将来についてのイメージをふくらませていくのでしょうか。
ここで大切なのは
「興味のあること、面白そうだと思うことを調べていく、実際に人に聞く」
ことです。
楽しいと思うことや自分の興味の有ることにワクワクするのは行動を起こしていくための重要なエネルギー源になります。
今やっている勉強や自分を高めることについても漠然とやるのとゆめに向かってワクワクしながらやるのとでは「できる量」も「やっている質」も大きく変わってきます。
本当に自分の好きと思うことや楽しいと思うことを一生懸命に調べ追求していくこと
ここに力を注いでいくことがゆめを叶える方法なのです。
実践レポート
今回のセッションはバスケが大好きで高校もバスケットで行ったクライアントの紹介です。
t:tsuda
c:cliant
クライアント情報
学年:高校3年生
性別:男子
実施場所:学習塾
実施タイミング:自習後
性格:バスケ一筋でやってきている。バスケットでキャプテンをやっており他者からの信頼も厚い生徒。勉強は好きではないがここ一番での集中力は非常に高い。
興味のあることを引き出していく
t「将来どんなことをしていきたい?」
c「まだ決まっていないんですよね。何をするのが楽しいかよくわからなくて」
t「バスケは社会人になっても続けていくの?」
c「バスケはしたいです」
t「いいね。自分の友達もバスケをやっているよ。思ったよりも社会人になってスポーツ続ける人も多いみたい。例えばバスケをやりながら仕事をできたら100点満点中何点くらいつくかな?」
※実際にやっている人がいるということを紹介し点数化する
c「80点くらいです。バスケをやりたいというのは決まっているんですけど仕事は全然思い浮かばなくて」
※かなりバスケが高いウエイトを占めていることがわかる。
現状の百点満点を引き出していく
t「それはそうだよ。どんな仕事があるかもまだ知らないんだからまずはどんなことに興味を持つかを知っていったほうがいいよ」
c「そうですよね。どんな仕事があるか全然わからないですもん」
t「例えばこんなサイト(職業がのったサイトを見せる)を見るのもいいよ。例えば営業の仕事はこんな感じだよ。でも企業によって全く考え方ややる内容も違うから実際にそういったページも見てごらん」
※調べ方がまずわからないのでどのような部分を見ていけば良いかを実際にサイトを使って見せていく
c「なるほど。実は自分スポーツメーカーもいいなと思っていたんです」
t「いいやん。スポーツメーカーもいろいろあるから面白いと思うよ。じゃあスポーツメーカーでどんなことをしてみたい?」
c「いつか自分でバッシュをデザインしてみたいです」
t「すごくいいね。どんなバッシュを作ってみたいのかな?」
c「中高生向けに作っていきたいんです。これまで自分の周りでもっとシンプルなものが欲しいという声が多くて。自分もそうだったのでそういったバッシュを作ってみたいです」
t「なるほど。○○らしいね。ゆくゆくはそういった道も面白そうだね」
c「はい。メーカー面白そうですね」
t「勉強もそうだけどそいうったことを考える時間をしっかりととっていくのも大事だよ」
c「勉強の合間にやってみます」
t「それができていったら何点くらいまで上がるかな?」
c「そこまでできたら百点つきます」
t「いいね。まずはしっかりと大学受験通っていかないといけないね。しっかりとがんばろう」
セッションを通して
今回のセッションを通してやりたいことは人それぞれだということを改めて実感しました。
人はそれぞれの人生の中で色々な経験をし、その経験から価値観を作っていきます。
いろいろな価値観があるのでそれぞれやりたいことも変わってくるのでしょう。
ひとりひとりの価値観を大切にして自分がワクワクすることを追求していくことに妥協せずに徹底的に突き詰めていけると本当に幸せな人生を送ることができると私は信じています。
今回のクライアントが大学生になって自分のやりたいことをいきいきとやっている姿を想像すると私自身元気をもらうことができます。
このクライアントに負けないように自分のゆめをしっかりと輝かせていきたいと思います。
たくさんの人が自分の価値観を大切にし、それと同じくらい相手の価値観を大切にすることでその人自身のかけがえのない人生を幸せに送っていくことができるようにゆめのちからを広げていけたらと思っています。
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