T0034「優しい保育園の先生になってモデルやダンス、女優をしたい。大好きな人と結婚して沖縄で料理教室も開きたい」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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やりたいことはすべてやりきる
「将来やりたいことがあるけれどいくつかあって迷っている」
そういった声を聞くことがあります。
そんなとき私はこのように話します。
「全部やったらいいよ」
やりたいことに制限をかける必要はありません。
職業としてではなくてもやりたいことがあるのであれが全てやることでいろいろなことがうまく回り始めます。
やりたいことをやっていると心が安定してきます。
次から次へと新しいアイディアが浮かんできます。
考えることが楽しくて仕方くなるでしょう。
職業としては選択をする必要があるかもしれませんが(もはやそこもいくつもの肩書をもつパラレルキャリアという考え方でそうではなくなってきていますが)やりたいことをあきらめる理由には一切ならないのです。
やりたいことをやれないと心の中に葛藤が生まれます。
心理学でいう自己不一致の状態が続いてしまうと徐々に心が安定していない状態に気づくことができなくなってしまいます。
自分の心の声に正直にやりたいことをどんどん実践し、前進していくことで成功経験を積んでいくのです。
きっとそういった社会になっていくことであなた自身の個がより一層輝いていことでしょう。
自分にしかできない働き方や、生き方をしていきましょう。
実践レポート
今回のクライアントは小学生です。私は小学生のやりたいことに素直で純粋な発想がもっともっと大人にも広がっていけばよいなと思っています。ゆめを邪魔してくるドリームキラーに耳をかたむけるのではなく応援してくれる人が身近に多くいてくれる最も自分らしい人生を送っていくことができると思っています。
T:津田
C:クライアント
学年:小学3年生
性別:女性
実施場所:学習塾
実施タイミング:自習中
T「将来やりたいことはなにかな?」
C「将来やりたいことが結構あって迷ってるんだ」
T「そうなんだ。全部やったらいいんじゃない?」
C「そうかな?私は保育園の先生になりたいけど女優にもなりたい」
T「いいね。実際に仕事をしながら別のところで働いている人もいろいろいるんだよ。例えば、学校の先生をやりながらラジオに出て詩の個展を開いている人もいるし。先生の大学の後輩なんだけどね」
C「そうなんだ。(笑顔が多く出始める)私は他にもモデルもやりたい。後は料理教室の先生もしたいし、沖縄にも住んでみたい」
T「すごくいっぱいだね。なんで沖縄に住みたいの?」
※理由を言語化して整理することで自分の価値観を知る
C「この前行った沖縄旅行がすごく楽しかったからかな。沖縄の人も優しかったし沖縄の感じが最高。あんなところで暮らせたらいいな」
T「どんな感じがよかった?」
C「なんかみんなゆっくりしていた。海も楽しかったし」
T「なるほど。そういったゆっくりとした雰囲気が好きなんだね。じゃあもし沖縄で保育士になって女優活動やモデル活動、料理教室なんかができたら百点満点で何点くらいつくかな?」
※ゆめを点数化して自分の中でどれくらいの価値を感じているかを測っていく
C「ん~80点くらい」
T「すごいね。かなり高いんだね。じゃあもっと上げていこうと思ったらどうしたらいいかな?」
C「(少し照れながら)私今好きな人がいるんだ」
T「そうなんだ。どんな人?」
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好きな人の話が終わって
T「じゃあそんな人と結婚できたら何点くらいになるかな?」
C「90点」
※100点になるまで質問を続けていく
T「すごいね。もう少しで100点だね。どうやったら100点になるかな?」
C「家族で旅行に行きたい。私も旅行にたくさん行ってすごく楽しかったから自分の子どもにも旅行に連れて行ったりお菓子作りを教えてあげたり料理を教えてあげたりしたい」
T「すごく幸せな家族になりそうだね。もしそこまでできたらどれくらい点数がつくかな?」
C「それができたら100点かな(満面の笑顔で)」
T「すごく素敵なゆめだねぜひ全部実現させよう!そして先生にサイン頂戴!」
C「(笑いながら)はい」
セッションを通して
今回のクライアントとのセッションの中で自分のわくわくに正直でありたいなと改めて思いました。
仕事は一つ、やりたいことをしぼる、、、
これらは単なる思い込みでやりたいと思ったことはどのような形であれどんどん実践していくことで自信にもつながっていきますしそれが自分らしさでもあるなと思っています。
この「ゆめのちから」のセッションをしていると普段気づくことのなかったその人らしさがすごくよく見えてきます。
過去と現在と未来をつなぐことでよりその人のことを理解できます。
今一度自分自身がかけがえのない存在であると同時に周りも同じだけ大事にしていきたいと思います。
今回のクライアントのすべてのゆめが実現に向かい、多くの人に「やりたいと思ったことは全て実現させていくほうが絶対楽しい」といつの日か話をしてほしいと思います。
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