ゆめのちからを進める理由①
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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今日一日が本当に楽しかったと布団に入る
これは私が教員時代に何気なく参加した研修会での出来事でした
障害をもった子どもたちへの教育についての研修会での一場面です
ダウン症児の保護者話を聞いていてその中で母親が発した言葉を今でも鮮明に覚えています
その内容は次のようなものでした
「私の子どもは他の子と比べて命の寿命が短いということがわかっています。だからこそ私はこの子が今日一日が本当に楽しかったと夜布団に入ることができるためにできることは何でもします。」
衝撃的でした。
これほどまでに命とはなんなのかを考えさせられる場面はこれまでありませんでした。
この時に
「自分はそういった毎日を送ることができているだろうか」
「接している子どもたちに対してそういった毎日を過ごすことができる指導ができているだろうか」
「いったいどんなことをしたら毎日そういった思いをもって布団にはいることができるのだろうか」
そういった思いが込上がりました。
そしてひとつの道徳の授業で実践した内容を思い出しました。
それは
いのちとは残された時間である
というものです。
実践した当時はなんとなく行っていたのですがその時初めて実感を伴って本当にそうであると思えたのです。
言葉ではわかっていても実感ではともなっていない状態
だったのだと思います。これは自分の中で衝撃でした。
たくさん勉強してたくさんのことがわかったつもりになっていたのですが実はなにもわかっていなかったということに気づきました。
残された時間について意識を向けることで日々が輝き出す
いま目の前の瞬間に向き合うからこそいのちの重みを感じることができる
今はそう考えています。
目の前の物事を丁寧に大切にしていくことが私の大切な価値観です。
そんな思いから
ゆめはその人の価値観であり生き方である
と考えています。
ゆめのちからでその人が何を大切にしているかを明確にすること
ゆめのちからでゆめを応援してくれる人が多くいるということを知ること
そうしていくことで自分の価値に気づき、いま目の前を全力で生きていくこと
それが実現できたとき、心の底から
「今日一日が本当に楽しかった、自分らしく一日を過ごせた」
そういって布団に入ることができると確信しています。
この経験が私がたくさんの人のゆめを引き出し、自分らしさを引き出し、たくさんの人が輝ける生き方を考えていくひとつのきっかけになっています。
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