T0021「社会人1年目でお金を貯めて海外に行き、ゆくゆくはヨーロッパで生活をしていきたい」

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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ゆめを考えることはどのように生きていくかを考えること

 

将来のゆめを考える際に「ゆめだから大きなものを考えないといけない」と考える人がいます。

そういったゆめのイメージをもってしまうと自分にはゆめがないと思ってしまう人も多いようです。

しかし、そうではありません。

ゆめはもっともっと身近で具体的なものなのです。

 

ゆめをもっと具体的にイメージしていきましょう。

将来どこに住みたい。

将来友達とこんな関係を築きたい。

将来こんな家庭をもちたい。

将来仕事をしていって周りの人にこう感じて欲しい。

 

ほかの人にとって大きなゆめでなくても自分にとってはとても大きなゆめであることもあるのです。

やりたい仕事がわからなくても全く問題はありません。

自分のイメージに合う仕事を探すアンテナをはっていれば必ず見つかります。

 

自分のやりたい仕事を考えることも大切ですがまずは自分の「好き」を知ることが大切です。

その「好き」をどんどん実現させて行くことであなたの人生はより豊かになるでしょう。

 

あなたの将来は仕事だけではありません。

住みたい場所、幸せにしたい人、やってみたいこと、やってみたい仕事、理想の自分。

あげ出すときりがありませんがそれをすべてひっくるめてあなたのゆめなのです。

 

本当に実現させたいゆめは必ずかないます。

 

 

心のそこからワクワクするゆめは考えていて楽しいのでそのゆめに向けて考える時間が増えていきます。

そうするとゆめに向けて行動に移す時間が多くなります。

ゆめを仕事で考えるのではなく自分の人生で考えてみてください。

 

きっとあなたの人生が明るくなるでしょう。

実践レポート

 

今回のクライアントは将来やりたい仕事はわからないということで悩んでいました。しかしセッションを通して自分がやっていきたいことが見えてきたようです。

 

t:津田

c:cliant

クライアント情報

学年:中学2年生

性別:女性

実施場所:学習塾

実施タイミング:自習中

性格:おとなしい性格だが部活の部長をする等人から頼りにされている場面も多い。自分の考えを人に伝えることは苦手なのだがコツコツど努力することができる。最近は部活のことで悩んでおり相談に乗る場面が何度かあった。

 

好きなこと興味のあることを引き出し点数化する

 

t「もう○○ちゃんは将来どうしていきたいか考えているの?」

c「特には考えていないです」

t「そうなんだ。仕事以外では?」

c「海外に住みたいです」

t「そうなんだ。すごくいいね。どこに住みたいの?」

c「雰囲気がいい場所に住みたいです」

t「例えば?」

c「フランスとかドイツとか」

t「ヨーロッパなんだね。自分もヨーロッパ行ってみたいな。そこで何がしたい?」

c「有名なところや綺麗なところを見てみたいです」

t「そっか。やっぱり美術好きだったら綺麗な風景見てみたいよね」

c「はい。」

t「旅行じゃなくて住みたいの?」

c「旅行も行きたいですけどそこに住んで生活をしたいです」

t「どうして住みたいの?」

c「町並みがきれいなところに住んでたくさん絵で書かれるような風景を見たいです」

t「そうなんだ。すごく素敵なゆめだね。もしヨーロッパの雰囲気の良い場所に住むことができたら点数をつけるとしたら何点くらいになりそう?」

c「住むことができたら100点です。」

 

※点数化をすることでその人がどこに重点を置いているかを見ていく

 

t「そうなんだね。じゃあ実際に住んでみたら他にどんなことしたい?」

 

※具体的なイメージを持たせていく

 

c「猫と一緒に住みたいです」

t「なるほど。いいね。時間がゆっくり過ぎていきそうだね。他にあるかな?」

c「その土地の料理をできるようになりたいです」

 

将来のゆめとそれに向けてのアクションをつなげていく

 

t「すごくいいね。アートがたくさんあるような生活になりそうだね。海外に住むために何か今やっておきたいことはある?」

c「英語の勉強をがんばりたいです」

t「どれくらいがんばりたいの?」

c「朝に英語のリスニングをする時間を前にとっていたのですが最近やっていなかったのでまずはそれを再開させてみます」

t「すごいね。そんなことまでしていたんだ」

c「はい。でもなかなか学校のテストは80点くらいしか取れなくてやめてしまったんです」

t「でもリスニングするのは将来しゃべれるためにするっていう目的ならいいんじゃないかな?」

c「そうですよね。リスニングの時間とります。英語のラジオやニュースも見てみたいです」

t「いいね。ちなみに高校卒業したらどうしていくの?」

c「一年目でお金を貯めて海外に一度行ってみます」

t「どれくらい貯めるの?」

c「ん~80万くらいためて行きたいです」

t「なるほど。それならいろいろ見て回れそうだね」

c「そのあいだに日本文化も勉強しておきたいです」

t「なるほど。いろいろ感がているね」

c「はい。まずは高校にうかるよう頑張ります」

t「いいね。じゃあ先生がヨーロッパに旅行に行った時は案内してね」

c「はい(笑いながら)」

 

セッションをとおして

 

今回のセッションを通して感じたことは自分の好きなことであれば本当にいろいろなことを考えることができるということです。

このクライアントは普段あまり自分のことを話すことは少ないのですが本当にいろいろなことを話してくれました。

 

好きなことを考える時間が本当に楽しいのだろうなということを実感しました。

 

自分自身で自分の人生を考えていくことのすばらしさを改めて実感しました。

 

きっとこのクライアントも自分のゆめに向けて努力を続けていってくれるでしょう。

 

いつか私がヨーロッパに旅行に行った際にこのクライアントにきれいなところを案内してもらうことを楽しみにしています。

 

 

 

 

About "限りある人生を丁寧に生きる" 津田

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