T0013「翻訳家になって自分で自分の目標を決めてそれに向けて自分のスキルを高めていきたい。人として信頼される働き方や生き方をして仕事を自分でとって将来はドイツで仕事をしながら暮らしていきたい」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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自分の特性を知る
自分の特性を知るということは将来の進路の選択をしていく際にとても重要なことになります。
しかし、多くの人が自分にどのような仕事が向いているのか悩むことでしょう。
そんなときは自分がやっていて楽しいことやこれまでの経験でどのような取り組み方をしてきたかを考えてみるといいでしょう。
勉強の仕方、趣味について、学校行事への参加の仕方…
いろいろあるのですがその中で自分はどのように取り組んできたでしょうか?どのような立ち位置で参加してきたでしょうか?
これまでたくさんのクライアントとのセッションを通して感じたのですが100点満点のゆめを見つけ出しワクワクしている人たちはみんな自分がわくわくすることをすでにこれまでしていたのです。
改めて私は
自分の好きなことはどれだけでもがんばることができる
ということを伝えていきたいと思います。
つまり、自分が本当にしたいと思っていることを知りゆめを輝かせることで、そこに向かって努力することをすべてやりたいことに変えることも可能なのです。
是非自分がどのような人なのかを知り、ゆめを輝かせ、限りある人生を丁寧に過ごしていってもらえたらと思っています。
実践レポート
今回のセッションは自分の進路にいろいろと悩んでいたのですが少しずつ自分の本当にやりたい道を歩みだしたクライアントの紹介です。
t:tsuda
c:cliant
クライアント紹介
学年:大学卒業後自分の進路に向けて翻訳の学校に通っている
性別:女性
実施場所:学習塾
実施タイミング:勤務終了後
性格:非常に責任感が強く仕事が丁寧な講師。英語を使って就職をどのようにしていこうか迷っていたがやはり自分の本当にやりたいことしていこうと進学を決意。性格は優しいが芯がある。
ゆめを引き出す
t「将来はどんなふうに仕事をしていきたいの?」
c「翻訳をしていきたいと思っています」
t「翻訳ってどのような働き方になるのかな?」
※具体的にイメージをふくらませていく
c「いろいろな働き方があって企業に勤めてやっていく人やフリーで仕事をもらってくる人もいるみたいです」
t「そうなんだね。○○先生はどういった仕事の仕方をしていきたいの?」
c「ゆくゆくは自分の家で仕事をしていけたら理想です」
t「なるほど。自分のペースでやっていくのがいいんだね。でも翻訳の仕事ってどのようにして仕事をもらっていくものなのかな?」
c「今通っている学校を信頼して求人を持ってきてくれるのでまずはそこから仕事をしていき、どんどん信頼をしていってもらえたら仕事をもらえるんです」
t「なるほど。○○先生は責任感があるし仕事も丁寧だからコアなファンがどんどん増えていきそうだね。じゃあその状態で仕事が入ってきたら百点満点で何点くらいつくかな?」
※理想の状態をイメージするために数値化をしていく
c「80点くらいですかね」
100点満点のゆめを引き出していく
t「いいね。じゃあ他にどのような状態だったら点数が上がっていくのかな?」
c「そうですね。まだわからないのですがドイツで生活してみたいです」
t「そうなんだ。なぜドイツなの?」
※ドイツに留学に行ったことは知っていたが再度本人がドイツのどこに魅力を感じたかを聞き出していく
c「ドイツの街並みもそうなのですがドイツの感覚が日本に近いと感じました。バスも時間通りに来るので他にもあるのですがそういったところです。ただ、ドイツ語を一から勉強しないといけないのですが」
t「そうなんだね。すごいね」
c「まずは日本で働いて30になる前くらいにドイツにもう一度行きたいなと思っています」
t「なるほど。まずは英語をしっかりと勉強していかないといけないね」
c「そうなんです。でも今すごく楽しいです」
t「いいね。なんかしっかりと自分のやりたいことをやってくれていてうれしいよ」
c「ただ、翻訳機が機能が良くなってくると将来仕事がなくなってしまうかもしれないんです」
t「なるほど。でもやっぱりニュアンスの違いや日本語に変換するときの言葉の選択はなかなか難しいよね」
c「そうなんです。日本にない言葉もあるのでそういったことは人の力でしかできないと思っています」
t「そうなんだ。なら日本語もしっかりと学んでいかないといけないんだね」
c「今、学校で英語を訳してきたものをそれぞれ持ってきて話すのですが日本語への変換の仕方がすごく勉強になります」
t「なるほど。○○先生すごく勉強家だよね」
c「私はこれまで自分で目標を決めてそれに向けてやっていくことが好きだったんです。親からも勉強しなさいと言われることはなくて。ただ人からやりなさいと言われたことはあまり得意ではなくて」
t「そうなんだね。○○先生らしいね。すごくいい働き方が出来ると思うよ。じゃあその状態で将来ドイツに行けたら何点くらいになるかな?」
c「百点つくと思います」
t「いいね。自分のゆめに向けてどんどん進んでいて自分も嬉しいよ」
セッションを通して
このセッションのあともいろいろな話をしたのですがやはり人のゆめを聞くことは楽しいものです。
セッションをしていくことで自分でもたくさんの発見があると実感しています。
このクライアントも自分の将来に悩みながらも自分の軸をしっかりともっていると感じました。
その人自身が最も活躍できる場所が必ず誰にでもあります。
そういった理想の生き方を模索していくのがゆめのちからの効果なのだと思います。
そして、その理想を輝かせ続けることがよりよい人生を送っていく上で大切なのだと思っています。
きっとこのクライアントはいくつになってもどのような立場になってもしっかりと自分の目標をもっていきいきと自分の人生を送っていってくれることでしょう。
その時にまた再びゆめのあり方を話していけたらと楽しみにしています。
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