T0046「将来は研究者になって大好きな理科を学び続けたい。休みの日は社会人楽団に入ってトランペットを演奏したい。」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
最新記事 by "限りある人生を丁寧に生きる" 津田 (全て見る)
- 第一回オンラインゆめcafe開催 - 2021年4月28日
- 自分の価値観を知ることの大切さ - 2021年4月20日
- 100年後からのありがとうをもらえる社会を全員で作りたい - 2021年4月5日
ゆめをしぼらなず全部やりきる
ゆめのちからで大切にしていることの一つとしてゆめは全部やってしまうとうことがあります。
具体的には野球選手にもなりたいし建築家にもなりたい、芸能人もいいな~というゆめを持っている人がいたとします。
そういったゆめを持っている場合はどちらとも実現させてしまうのです。
どういうこと?と疑問に思う人もいるかもしれません。
それはどういうことかというと
ゆめを分解してエッセンスをさぐる
ということです。ゆめについてなぜそれを実現させたいのかを深く考えていくとそのゆめの中に含まれている自分が本質的に感じている価値観を見出すことができます。
そうして、その価値観を全て満たすことができる方法を考えるのです。
先ほどの例を見てみましょう。
野球選手になりたいのは野球が大好きでそれを仕事にすることよりも純粋に野球を楽しみたいという思いがあるかもしれません。建築家についてはものを生み出すということが好きなのかもしれません。芸能人については有名になってお金を得ることで自分の家族を喜ばせたいという理由かもしれません。
そういったエッセンスに近づいていくことでそれらを全て実現するこれまで見えてこなかった道が見えてくるのです。
大きな分かれ道だけではありません。日常の些細なところで様々な枝分かれした道がでてくることも多いでしょう。そういったときにその道に対してのエッセンスを見ていくことで新たな道が現れてくることを覚えておいてください。
しっかりと自分の価値観に沿った日々を送ることで価値あるあなただけの人生を送っていく第一歩だと思います。
実践レポート
T:津田
C:クライエント
学年:中学3年生
性別:女子
場所:学習塾
ゆめを引き出す
T「将来何かやりたいことはあるのかな?」
C「よくわからないです」
T「何をしている時が一番楽しい?」
※今の自分が好きなことや楽しいことから話を広げていく
C「ん~音楽をやっている時です」
T「そうなんだね。吹奏楽部だもんね。楽器は何をしているの?」
C「トランペットをしています」
T「いいね。音楽系の仕事はどう?」
C「ん~どうでしょう」
T「そっか。ほかに何が好き?」
C「理科が好きです」
T「そうなんだね。目指している学校も理科の学校だもんね。」
C「はい」
T「例えば研究者なんかはどうかな?企業に勤めて研究をする人もいれば化粧品会社で働く人もいるよ」
C「そうなんですね。ちょっと面白そう」
T「じゃあ例えば音楽系で働くのとそう言った研究職につくのではどっちの方がいい?」
C「研究職の方がよさそうです。音楽は趣味で続けていくのでもいいかも」
T「そっか。実際に社会人楽団に入って働いている人もいたよ」
C「そんなのがあるんですね。おもしろそう」
T「いいね。じゃあもし本当にどんな理想でも叶った状態を100点万点だとしたら研究職で自分が好きな研究ができて休みの日に楽団でトランペットをすることができたら何点くらいつくかな?」
C「(笑顔で)100点付きます」
T「すごくいいね。(このあと進路の話を深める)」
セッションを通して
今回のセッションを通して感じたのはゆめをひとつに絞る必要なんて全くないということです。好きなことがあるのであればそれを「どちらにしよう」ではなく「どうやって全部実現しよう」を考えていくと良いでしょう。
まずは一度きりの人生です。100点満点のゆめを描くことを楽しんでみるとよいでしょう。
できるかできないかよりも心が踊るゆめを描いてみてください。
きっとそれは大きな力を生み出すことでしょう。
関連する記事
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
最新記事 by "限りある人生を丁寧に生きる" 津田 (全て見る)
- 第一回オンラインゆめcafe開催 - 2021年4月28日
- 自分の価値観を知ることの大切さ - 2021年4月20日
- 100年後からのありがとうをもらえる社会を全員で作りたい - 2021年4月5日