T0024「静かなところで農業をしながら自分の理想の家で読書をしたり絵を描いて過ごしたい。子どもができたら髪をくくってあげてたくさん遊んであげたい」

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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自分の好きなことを言語化する

 

「わたしは好きなものがありません」

 

たまにこういった声を耳にすることがあります。

 

本当にそうでしょうか。

 

私はそうは思いません。

 

 

人は誰しもが大切にしたい価値観や時間、ものがあるはずです。

 

ただ、それに気づくことができずになにも好きなものがないと錯覚してしまっているのです。

 

そういったときは自分の過去を振り返ってみることをお勧めします。

 

 

これまでの経験の中に自分が「楽しい」「うれしい」「心地いい」といった感情が生まれてきたことがあるはずです。

 

 

それを思い出しぜひそれを言葉にしてみてください。

 

言葉でまとめることによって頭の中が整理されます。

 

整理することで自分の理想が明確になるので今何をしていきたいかがより具体的になるのです。

 

 

自分の理想が具体的になることで毎日がより楽しく、ゆめの実現に向かっているという実感がわいてくるでしょう。

 

 

ぜひまずは自分のゆめや好きなことを言語化してみてください。

 

誰かに話してみてください。

 

そうすることであなたのゆめはより実現に近づくでしょう。

 

実践レポート

 

今回は自分のゆめについて馬鹿にされるんじゃないかとなかなか人につたえることができなかったクライアントになります。聞いてみるととても素敵なゆめをもっており本人もそれに大きな魅力を感じていました。

t:津田

c:cliant

クライアント情報

学年:高校1年生

性別:女性

実施場所:学習塾

実施タイミング:授業後

性格:いろいろな物事に対して非常にまじめに取り組むことができるが、理系に関しては苦手意識を持っている。自分はできないと思いこんでしまっているためきつくなってしまうことがある。

 

ゆめを引き出す

 

t「今のゆめを教えてもらえるかな?」

c「これを言ったら笑われてしまうかもしれませんが、、、静かに暮らすのがゆめです」

t「そうなんだね。すごく○○ちゃんらしくていいと思うよ。具体的にはどのような暮らしを考えているのかな?」

 

※相手のゆめを尊重し認める姿勢をもつ

 

c「(うれしそうに)日本の食料自給率を上げるために農業をしてみたいんです。」

t「いいね。自然に囲まれて日々を過ごしていくのは最高だね」

c「私は勉強しないとと思ってひたすら勉強をしてきたんですけれど、そんなに勉強をして本当に幸せになれるのかとすごく疑問に思うんです。テストでいい点を取っても次はもっととらないとと思ってしまってきつくなってしまって」

t「なるほどな。自分のペースで本当に大事にしたいものを見つけていきたいんだね。それじゃあ将来農家になったらどのようなことをしてみたい?」

c「自然に囲まれて過ごしたいのともう一つは仕事が終わった後に絵を描いて過ごしたいです。」

t「すごくいいね。どんな絵を書きたいの?」

c「私がきれいだなと思ったものや美しいものを絵で表現したいです」

t「ミレーみたいだね。自然の中で働く姿は凄くいい題材だと思う」

c「(表情が明るくなってきて)あとはお菓子作りもしてみたいです」

 

※本人のわくわくするものをしっかりと引き出し深めていく

 

t「○○ちゃんに似合うと思う。どんなものを作りたいのかな?」

c「パイを焼いてみたりしたいです」

t「そっか。最高だね。自分の時間を使って絵を描いたりお菓子を焼いたりしたいんだね」

 

※相手の考えをまとめて繰り返す

 

c「はい。あとは素敵な家で図書室をつくりたいです」

t「いいね。図書室がある家なんて素敵過ぎるね。どんな家が理想?」

c「暖かい家がいいです。帰ってきて安心するような家だったら最高です」

ゆめを点数化する

 

t「そっか。なんだかすごくイメージできるよ。ちなみにそれが実現できたら100点満点で何点くらいつくかな?」

 

※現状のゆめにどれくらい満足しているかを聞く

 

c「それが叶ったら100点いきます」

t「いいね。○○ちゃんならいいお母さんになれそう」

c「なれるかな?でも子どもの髪をくしでとかしてあげたいです」

t「そっか。優しいお母さんって感じだね。子どもにほかにしてあげたいことはある?」

c「一緒に遊んであげたいです。公園に連れて行ってあげたい。あと英語も教えてあげたいです」

t「そっか。○○ちゃんのお母さんからも英語を教えてもらったっていってたもんね」

c「はい。お金では苦労することもあったのですが今思うといろいろしてもらった気がします」

t「すごくいいね。自分がしてもらったように自分の子どもにも愛情をたっぷり注いであげてね」

c「はい」

 

セッションを通して

 

セッションを通してやはりゆめはその人の思い出やこれまで経験してきた感動、性格などが反映しているということです。

 

ゆめを尊重し、ゆめに価値づけをするということはその人自身を認めることにもなるでしょう。

 

今回のクライアントもとても素敵な自分らしいゆめを話してくれました。

 

きっとこのクライアントが数十年後笑顔で暮らしている姿を見ることができるでしょう。

 

 

About "限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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