自分の感情に目を向ける
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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経験とは事柄+感情である
ほとんどの人は経験とは起こった事柄から考えることが多いように感じます。しかし経験とはそれだけではありません。必ず経験した事柄によって生まれてくる感情とセットで存在しているのです。
例えば野球の試合で3本のヒットを打ったときにどのような感情が生まれてくるでしょうか。
ある人は「嬉しい」と感じるかもしれません。これまでの努力が実ったことによる「達成感」を感じる人もいるでしょう。もしかすると「悔しい」と感じる人もいるかもしれません。人によって同じ現象であっても感じる事はそれぞれです。
経験をすることによって生まれる感情を大切にする
日常生活の中特に仕事の中では感情的に反応することはあまりよしとされないことが多いようです。
例えば、取引先との連絡ミスが起こったときに落ち込んでしまって何もできなくなってしまうようであればなかなかうまくいきません。それよりも解決志向でどのように信頼回復をしていけばよいかということを即座に考えていくことのほうが求められます。
しかし、そうやって自分の感情を押し殺してばかりいるとだんだんと自分の感情に気づくことができなくなってしまいます。
大切なことは
自分の感情を一旦受け止めてその感情を見つめることです。
日常生活の中でなにか言葉にできない「もやもや」を感じたことはありませんか?
そういった「もやもや」から生まれてくる感情はなんでしょうか。その感情を見つめることで自分自身の大切にしていることが見えてきます。プラスの感情もマイナスの感情も自分を知る上ではとても大切なことです。
特にマイナスの感情を嫌がる人もいますが、マイナスの感情は自分自身のニーズの現れです。いやだな、、、と感じるということはそれに対してこうしたいというニーズが必ず隠れているのです。
そういった自分自身の必要としている、求めていることを知っていくことが自分自身の価値観を知ることにつながるのです。
感情が動くということは自分の価値観があらわれている証拠
こういった視点で自分の日常の感情と丁寧に向き合ってみてはいかがでしょうか。
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