障がいをもった子どもたちが心から安心できるグループホームを全国に作りたい。子どもらが帰ってくる場を作ることで安心してチャレンジをできる環境作りを進めていきたい。

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"限りある人生を丁寧に生きる" 津田

ゆめのちからの発案者として、日々、実践と研鑚に励んでいる。ゆめは「子どもの幸福度を世界一にすること」。丁寧な毎日を送ることを大切にしている。

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大阪で支援学校の教員として日々子どもたちの教育に携わる中筋さん。常に子どもたちにとって何が大切なのかを考えながら彼らの成長をサポートされています。子どもらの成長を目の当たりにする充実した日々を送りながらも感じている違和感。そんな中筋さんはあるゆめをもたれます。そのとても暖かく優しい大きなゆめとはどのようなものでしょうか。お話しを伺いました。

障がいのある子達が活躍できる場や社会に出てからの居場所を作る

Q「どのようなゆめをもたれていますか」

僕は中学校三年生の時から体育教員になりたいというゆめをもっていたんですね。まあ、それが今かなった状況です。

そして、現在はゆめって一つではないと思ってます。その都度自分の価値観だとかその時の経験でゆめっていうのはどんどんアップデートというかいろいろ出てくるものだと思っています。

今支援学校で5年目になるんです。そこで思うのが障がいのある子達が活躍できる場であったりだとか社会に出てからの居場所を作ってあげたいと思っています。それがどんな方法になるかわからないですけどもその一つの方法として、グループホームを作っていきたいと思ってます。グループホームとは障がいのある方々が入居する施設になります。

今、そのグループホームが圧倒的に足りてないんです。また、グループホームで利用者さん一人ひとりに応じた支援がきちんと施されてる場所が少ないと感じています。だから支援学校で勤務した経験を生かしてグループホームの経営をしていきたいというのが今のゆめです。ゆくゆくは飲食店やいろいろ事業を展開していき、子どもたちの受け皿を作りたいんです。

毎日成長を遂げる子どもたちの姿

Q「子ども達が活躍するとはどのようなことですか」

子ども達は学校の中では本当に毎日活躍をしています。常日頃です。教師としてもそういった活躍の場を作っていかないといけないと思っています。

活躍させてあげないとそこに自分が存在価値を見出せなくなってしまいます。ただでさえ存在価値を見出し難い子達なので。自分が生まれてきた理由がわからない等自己肯定感がかなり低い子達なので。本当に小さなことからでいいんです。係の活動だとか。とくに体育大会などの行事では一年生と三年生の完成度が全然違うんですよ。支援学校ってなかなか目に見えて成長したというのがわかりにくいんです。本当は成長しているんですけど。見えにくいんですね。

体育大会でも一年生は教員が準備したものに全力で取り組むんですが三年生になると自分たちで考えるんです。自分たちでこうしたらいいよねという発言が出るようになるんです。体育大会とかだと苦手な子もいるじゃないですか。苦手な子をサポートする子まで出てくるんです。本当に大きな成長ですよ。そういった子達って社会に出てからも活躍できるはずなんです。本当に強い子達ですよ。

子どもたちに帰ってくる暖かな家を

Q「グループホーム経営を考えるようになったきっかけは何ですか?」

グループホーム経営をしようと思ったきっかけは卒業した子たちと話をした際に感じた違和感がきっかけです。

嬉しいことに生徒たちが卒業してからも誕生日にプレゼントをしてくれたり食事に行く機会があったりするんです。そんな彼らが社会に出てから仕事が合わないとかめちゃくちゃ苦労しているんですね。彼らに適応能力をつけてあげられなかった後悔もあります。うまくいかない原因の一つにコミュニケーションがあります。彼らに必要なコミュニケーションは通常の自分たちが考えるそれとは少し違います。彼らに必要なのは困ってることきちんと伝えるということです。

正直障がいのある方がまだ社会で理解を得ることはできていません。支援学校にいる間は私達教員が120%の支援をするんですけれども社会はそうじゃなくてギャップが大きいんです。それについていけずやめてしまう子ども達も少なくないんです。

だから子ども達にとって安心安全な居場所作りをしたいんです。外で働く力がある子は外で働いていいんです。でもそれができない子たちのトレーニングをしていけるホームを作りたい。最終的には自立をしてほしいんです。思いっきりチャレンジをどんどんしてもらってダメなら帰ってきたらいい。「ダメだったらどうしよう」じゃなくて「いつでも帰ってこれる」という安心な家を作りたい。家族ですよ。ゆくゆくは飲食店なども事業展開していき、そこで受け皿として卒業後も安心できる場を作りたいですね。

もう一つ理由があります。児童養護施設からグループホームに入る方の中には環境を選べない子が多いんです。児童養護施設は18歳で出ないといけないのでそのあとグループホームに入居することが多いです。さっき話した子も2歳から児童養護施設に入所していて本当に苦労しているんです。最初会った時なんか自己肯定感はドン底なんですよ。なんのために生まれてきたのかわからないし、存在価値を自分で見出せない。

その時に感じたのがその子の人生ってこんなに狭い選択肢しかないのかということです。選べないならせめてもの行き先であるグループホームがリラックスできたり安心で安全な場所であるべきなんじゃないかとその子を見て思いました。まずはそういった子達に家族を味あわせてあげたい。

人のためという大切な価値観

Q「最後に中筋さんが大切にされている価値観は何ですか?」

僕の尊敬している先輩から言われた言葉をずっと大切にしていて「人のため」というものは忘れないようにしています。グループホームを展開したいという言葉はいろいはな捉え方ができると思うんです。捉え方はそれぞれでいいんです。でも自分の柱は「人のため」なんです。もっと言うと障がいのある子たちのためということです。そこはぶらしたくないです。今支援学校でやっていることも子どもたちのため。それが自分のためにもなっています。

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