T0002「京都の都市計画に携わり緑が多く子どもたちが生活しやすいまちづくりをしていきたい」
"限りある人生を丁寧に生きる" 津田
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ゆめをより一層輝かせるサポート
ゆめのちからはゆめを引き出すだけではありません。ゆめをすでにもっている人に対しても大きな効果があります。
それは、ゆめをより一層輝かせるという効果です。
ゆめをもっているけどなんとなくわくわくしない。
楽しいことを考えているはずなのに心のどこかで「どうせ自分なんか」と思ってしまっている。
このような状態の原因は一つです。それは、今やっていることとゆめがつながっているという実感がないということ。
頭ではゆめとつながっていると言い聞かせていてもそれが実感としてないのであればそれは点と点でしかありません。
ではどのようにしてゆめと今をつなぐのでしょうか。
できることはただ一つ。
行動に移すということです。
言われたことだけをやっているという状態ではゆめにつながりません。
自分で動き出して初めてゆめにつながっていくということを知らなければなりません。
「やらなければならないこと」を一生懸命やるのではなく「やりたいことをやる時間をつくる」努力をしない限り毎日が楽しいという実感を得ることは難しいでしょう。
では行動に移すことができる状態とできない状態の違いは何かというと
行動の仕方を知っているかどうかだけなのです。
ゆめのちからではそのような行動の仕方を伝えていくことで主体的に動いていく輝く人をどんどん増やしていきます。
ゆめのちからを様々な人と行うことでいろいろな人とつながります。サポートできる幅も広がっていきます。行動の仕方もどんどん分かり始め自分のゆめもより一層輝きを増すことになるでしょう。
実践レポート
今回のセッションでは夢に向けてどのようなことが今できるかを一緒に考えていった事例を紹介します。
t:tsuda
c:cliant
クライアント情報
学年:大学1年生
性別:女性
実施場所:教室ホール
実施タイミング:勤務終了後
性格:もともと内気な性格で人と話すことは苦手。
ゆめを引き出す
t「将来やりたいことって何か出てきたかな?」
c「最近またやりたいことが出てきました。」
t「前言ってた作業療法士かな?」
c「少し変化があって何か商品開発か都市開発をしてみたいなと思っていて」
t「大きな変化だね。何かきっかけがあったのかな?」
c「自分で何かを作り出すということに魅力を最近感じるんです。」
t「すごくいいね。ちなみに商品開発か都市開発に携わることができたとして100点満点で点数をつけると何点くらいになるかな?」
c「50点くらいです。まだまだイメージがわかなくて」
ゆめを具体化していく
t「なるほど今一番したいと言ったらどんなことがしてみたいのかな?」
c「都市計画が面白そうだなと思っています。何か自分で考えていくということが最近楽しくて」
t「いいね。都市計画なら公務員もあるけど考え出していくということなら企業も面白いと思うよ。」
c「そうなんですよね。自分に何ができるのか悩んでいて」
t「なるほど。今一番やってみたいことってなんだろう?」
※今本人が大切にしていることを引き出す
c「年上の人の話を聞くのがおもしろくて。そういった話をたくさん聞くことが出来たらと思っているんです」
t「そっか。前と比べてすごく大きな変化だね。いろいろな人の話が聞きたいんだね」
c「大学生って動こうと思えばいくらでも動けるのですが動かないと何もないまま終わってしまうので」
t「そうだよね。本当にそう思うよ。いろいろ企画することは今のうちに絶対体験しておいたほうがいいよ。自分の財産になるから。大学生でいろいろ面白いことやっている団体もいるよ」
※学生団体の活動を紹介をすることで可能性を広げる
ホームページを見せて紹介
c「すごく面白そうですね。私の先輩も学生団体をやっていてすごく楽しそうです。私も興味があって話をいろいろ聞かせてもらっているんです」
t「面白そうだね。でも話を聞くだけじゃなくてそういうのは絶対参加して言って自分が主催する側に回ったほうが楽しいよ。将来のためにも今力をつけていくことはすごく価値があると思うよ。例えば、将来都市計画に携わったとして具体的にどんなことをしてみたいかな?」
c「緑の多いまちづくりをしてみたいです。今建物が多くて生活がしにくいと思うことがあるので。」
t「そうだよね。それであれば公務員で進めていくのが一番いいかもしれないね。他にまちづくりでしてみたいことあるかな?」
c「きまりが最近多いと感じています」
t「きまりというとどんなきまりかな?」
c「公園でボール遊びができなくなったり遊具がなくなっていったり。変わらないで欲しいものもどんどん変わっていってしまっているのが私は嫌です」
t「そっか。それならなおさら都市計画や行政に働きかけていかないといけないね。すごく素敵なゆめだと思うよ。でもいろいろ変えていくには企画していく力がなおさら必要だね」
※やりたいことと仕事をつなげそれに必要な力を提示する
c「そうですよね。今のうちからいろいろな活動をしていかないとですね」
t「いろいろな大学の人の話やその人たちの活動を知っていくことも大事だね。そのためにはいろいろなところに自分から行くことが大切だよ。その学生団体をやっている先輩にも自分もやりたいということをすぐにでも伝えていったほうがいいよ」
※具体的な今できる内容を提示しその価値付を行う
c「そうですよね。話をしてみます」
t「ぜひ、また話を聞かせてね。うちでも6月から学びの時間を作っているんだけど来てみる?」
※一時的な盛り上がりに終わらせないためにも次の約束をする
c「ぜひ参加したいです」
セッションとを通して
個人的なことになりますが、この講師は生徒の時から塾に通ってくれていてそのまま講師になってくれたのですがここ最近で驚くほど成長をしてくれていて嬉しく思います。
今回のセッションを通して、ゆめの具体化とともに今回はゆめの実現に向けての手立てを一緒に考えていくことでよりゆめが身近になりました。
今やったほうがいいなと思っていたことを実際に行動に移すには勇気がいりますし自分にできるかなと思って躊躇してしまいがちです。しかし、ゆめを実現させて行く人はまず行動をしていきます。行動することを積み重ねることで行動の仕方がわかるようになります。
はじめからなんでも出来る人はいません。小さな行動を積み重ねてきたから次への行動がつながっていくのです。
彼女が次への行動をどんどんとっていってくれることが楽しみです。
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